第42回那覇ハーリー(同実行委員会主催)の2日目となる4日、那覇市港町の那覇港新港ふ頭では爬龍船(はりゅうせん)の体験乗船や音楽ライブなどが開かれた。
夜は3日に続き打ち上げ花火が行われ、那覇の夜空を彩った。
乗船体験ではライフジャケットを装着した参加者が、かいの持ち方の説明を受けた後、鉦(かね)の音に合わせて実際のレースと同じ場所をこいで進んだ。子どもたちは歓声を上げながら、時折吹く強風に流されないように、力強くかいをさばいた。
船の先頭で鉦をたたいた鈴木周(あまね)さん(7)と眞(まこと)ちゃん(4)姉妹=那覇市=は「楽しかったけど親指が痛かった」と笑顔で話した。同じ船に乗った藤井天(てん)ちゃん(5)=那覇市=は「去年は身長が足りなくて乗れなかったから、とてもうれしかった」と笑顔で話した。
最終日の5日は午後4時から御願(うがん)バーリーと本バーリーがあり、花火は午後8時40分から9時まで行われる。