六つ葉のクローバー 「1600万分の1の幸運」


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岸田さんが見つけた「六つ葉のクローバー」=27日、宜野湾市大山

 【宜野湾】宜野湾市大山の工事現場入り口で26日、世にも珍しい「六つ葉のクローバー」が見つかった。見つけたのは弁当屋「じゃがいも」の販売員岸田ツイ子さん(59)。岸田さんから、クローバーをプレゼントされた警備員の多和田真之さん(60)は「クローバーが六つ葉になる確率は1600万分の1と聞く。すてきな贈り物をもらった」とはにかんだ。

 岸田さんが四つ葉のクローバー探しを始めたのは、つい3日ほど前。工事現場の入り口付近に配達車両を止めて待つ岸田さんに、多和田さんが「クローバーがたくさんあるから四つ葉のものでも探したらどうか」と声を掛けた。

 20歳を過ぎたころから、四つ葉のクローバーを見つける能力に目覚め始めたと振り返る岸田さん。二つ返事で申し出を受け、入り口が開くまでの約10分間クローバー探しに興じ、見事四つ葉以上に珍しい六つ葉のクローバーを発見した。

 多和田さんは「災難がないようにとお願いした。四つ葉の裏側に2枚の葉があり、見ていて癒やされる。押し花にして大切にしたい」と話した。