完走目指し健闘誓う 伊平屋ムーンライト前夜祭


この記事を書いた人 新里 哲
前夜祭の乾杯で、本番の完走に意気込む参加者ら=14日午後6時25分ごろ、伊平屋村の「友愛と健康の広場」(具志堅千恵子撮影)

 【伊平屋】15日に開催される第22回伊平屋ムーンライトマラソン(主催・同実行委員会、共催・琉球新報社)の前夜祭が14日、伊平屋村の友愛と健康の広場で開かれた。強い横風が吹く中、県内外から多くの参加者が集まった。選手らは伊平屋特産のもずくそばなどを食べ、本番に向けて気持ちを高めた。

 大会長の伊礼幸雄村長が参加者を激励。地元野甫から参加の金武克明さん(25)は「初めてなので足が痛くならないように頑張りたい」と語り、野甫小中学校の教員仲間との完走を目指し意気込んだ。

 伊平屋ムーンライトマラソンからのれん分けされて始まった北海道奥尻町の「奥尻ムーンライトマラソン」にも参加した田中英治さん(44)=北海道=は「4時間を切れるように楽しみながら走りたい。海に沈む太陽も楽しみ」と笑った。