自転車普及へ「サイクリング・ホリデー」 きょうまで


社会
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 自転車の普及に向け県が主催する「サイクリング・ホリデー・オキナワ2017」が11日、那覇市内で始まった。ブラッキー中島隆章さん(ウィーラースクールジャパン代表)による子ども向け自転車教室が波の上うみそら公園であり、約20人が実践を交えながら自転車の歴史や乗車の基本ルールを楽しく学んだ=写真。イベントは12日まで。

 沖縄県は自転車普及率・保有台数が全国最下位と「日本一、自転車に縁がない」県で、肥満率や交通渋滞も深刻だ。中島さんは日常生活に自転車を取り入れて大幅な減量に成功し、体調も改善したなど自身の体験談を披露。自転車の魅力は「健康にも地球環境にも優しい上、家族や仲間との距離を近づけてくれる」と自転車の魅力を述べた。

 12日は午前10時から同公園でポタリング体験会のほか、午後1時からは県庁前の県民広場で公開シンポジウムが行われる。