FIFAワールドカップバハマ2017の最終強化合宿のため、ビーチサッカー日本代表の選手らが10日午前、沖縄入りした。日本代表は16日まで西原きらきらビーチなどで練習を行う。15、16の両日はいずれも午後2時から、西原きらきらビーチでドイツ代表と親善試合をする。観戦無料。
那覇空港で開かれた歓迎式でマルセロ・メンデス監督は「(合宿は)短い時間だが、やれることをやりきり、ドイツとの2試合をしっかり勝ちたい。皆さんに恩返しできるよう頑張る」とあいさつした。
8大会連続日本代表に選出されたGK照喜名辰吾(琉球エリスリナ)は「親善試合のドイツ戦はW杯初戦で戦うポーランドと想定して取り組んでいきたい。W杯では一戦一戦集中してベスト4以上を狙いたい」と意気込んだ。
2007、08年に沖縄に住んでいた主将でエースのFP茂怜羅(モレイラ)オズ(東京ヴェルディBS)は「沖縄で合宿できることはすごくうれしい。最後の合宿なので足りないところは直して、W杯に向け準備したい」と語った。
照喜名、茂怜羅のほかにも沖縄国際大出身のFP後藤崇介(東京ヴェルディBS)やソーマプライア沖縄に所属していたGK河合雄介(同)、FC琉球に所属していたFP田畑輝樹(ヴィアティン三重BS)、琉球エリスリナのFP山内悠誠も選出された。
9大会連続で出場するW杯は4月28日に1次リーグD組でポーランド、30日にタヒチ、5月2日にブラジルと対戦する。