「奄美、徳之島、沖縄島北部および西表島」の世界自然遺産登録を後押ししようと、日本トランスオーシャン航空(JTA)は12日、翼にイリオモテヤマネコを描いた特別塗装機を報道陣に披露した。15日の羽田発石垣行きを皮切りに運航する。
4月のヤンバルクイナ塗装に続く第2弾で、客室乗務員の塩崎綾香さんがデザインした。ボーイング737-800の主翼端部分(ウイングレット)に、「ドヤ顔」で決めて「壁ドン」するかのように2本足で立ったイリオモテヤマネコを描いた。
またJTA、日本エアコミューター(JAC)、琉球エアーコミューター(RAC)の機内では、同地域に生息する動植物のイラストをあしらった「お散歩バッグ」を販売している。デザインは県出身のイラストレーター「ポッケ104」さんが担当した。
8月までの販売で、売上金の一部を環境保護の活動資金に充てる。
那覇空港内の売店、JALJTAセールスのショッピングサイトでも取り扱っている。価格は7500円(税込み)。