気象現象 実験で学ぶ 仕組み“再現”夢中に 沖縄気象台で親子教室


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炭酸飲料を使った火山の噴火実験で目を丸くする子どもたち=9日、那覇市の沖縄気象台

 【豊見城】小学生と保護者を対象にした子ども気象学士教室(日本気象学会沖縄支部主催、FMとよみなど共催)が7日から9日まで、沖縄気象台で開かれ、13組が参加した。最終日には火山噴火や雲を発生させる実験があり、子どもたちは夢中になって気象現象の仕組みを学んでいた。

 参加者は雨や台風、地震、津波などについて講義や実験を通して学んだ。沖縄気象台の見学や気象予報士の講話もあった。期間中は参加した子どもたちが、子ども気象学士認定試験に挑戦し、全員が1~3級に合格した。

 参加した山田結愛(ゆな)さん(8)=上田小2年=は「台風(の風)が反時計回りに回ることは知らなかった」と満足そうに話した。瀬長慎之介君(10)=豊見城小4年=は「説明で分かるところもあったけど、少し難しかった」と話した。川端菜々子さん(10)=長嶺小4年=は「台風や津波のことを知ることができて楽しかった」と笑顔を見せた。