勇壮に練り歩く 旧盆「道ジュネー」 北中城村島袋青年会 きょうウークイ


この記事を書いた人 大森 茂夫
太鼓を鳴り響かせて道ジュネーする島袋青年会 =4日、北中城村島袋(具志堅千恵子撮影)

 【北中城】旧盆中日の4日、県内各地で地域の青年会がエイサーを踊りながら集落内を練り歩く「道ジュネー」が行われた。勇壮に鳴り響く太鼓の音や軽快な三線の音色が島を包んだ。

 北中城村島袋では島袋青年会が午後6時半ごろから道ジュネーを始めた。地謡の演奏に合わせた太鼓や指笛の音に誘われ、玄関から出てくる親子連れなどで沿道はにぎわった。

 家族でエイサーを楽しんでいた真栄城和美さん(62)は「音を聞くとちむどんどん(わくわく)するね。お盆の楽しみの一つで、残したい伝統だ」と笑顔を見せた。