演舞、熱く強く 沖縄全島エイサーが閉幕


社会
この記事を書いた人 平良 正
2年ぶりに大トリを務め、勇壮な舞いで会場を盛り上げる沖縄市の園田青年会=17日、沖縄市のコザ運動公園陸上競技場

 【沖縄】第62回沖縄全島エイサーまつり(主催・同実行委員会=沖縄市、琉球新報社、沖縄テレビ放送、市観光物産振興協会、市青年団協議会)が17日、最終日を迎え、沖縄市のコザ運動公園陸上競技場で行われた本祭に市内外の14団体が出演した。各団体は力強く、躍動感あふれる演舞で観客を魅了した。

 まつり期間中の3日間、延べ23万5千人(主催者発表)が訪れた。エイサーの文化継承をうたう沖縄市の「エイサーのまち宣言」から10年。県民に勇気と活力を与えてきたエイサーのさらなる発展を願って、各団体が迫力の舞を繰り広げた。

 大トリは2年ぶりに沖縄市園田青年会が務めた。曲間の切れ目がない特徴的な演舞を展開し、力強いバチさばきで締めを飾った。