幻想の舞にうっとり 「ボイジャー号」公演


社会
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光と映像音楽に合わせて幻想的に舞う「enra」のパフォーマーたち=30日、沖縄市民会館大ホール

 パフォーマーグループ「enra」の沖縄初公演「VOYAGER in OKINAWA」(琉球新報社主催、沖縄ファミリーマート協賛)が30日、沖縄市民会館で開かれた。8人のパフォーマーが光と映像音楽に合わせて、壮大な宇宙と生命の営みを幻想的な舞で表現した。

 会場を宇宙船「VOYAGER(ボイジャー)号」と見立て、観客が宇宙旅行をするという演出で、パフォーマーたちは宇宙空間の中で躍動感あふれる演舞を披露した。観客は幻想的な舞台演出に終始うっとりしながら“宇宙旅行”を楽しんでいた。

 子ども2人と訪れた上江洲陽子さん(37)=那覇市=は「心が震えるぐらい感動した。光を操っているかのようにダンサーの皆さんが一体となって舞っていた。子どもたちもびっくりしていた」と語った。

 演出と映像は映像クリエーターの花房伸行さん、音楽監督はミュージシャンで俳優の金子ノブアキさんがそれぞれ務めた。