国王、王妃役に認定証 11月3~5日は首里城祭


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城間幹子那覇市長から認定証を受け取った国王の津波竜斗さん(右)と王妃の比嘉一夏さん=24日、那覇市役所

 首里城祭(主催・同実行委員会、共催・首里振興会、琉球新報社)に出演する国王と王妃への認定証授与式が24日、那覇市役所で開かれた。国王の津波竜斗さん(23)=読谷村、劇団員=と王妃の比嘉一夏さん(18)=うるま市、高校生=に城間幹子市長から認定証が手渡された。首里城祭は11月3~5日に、那覇市の首里城公園や国際通りなどで開かれる。

 国王と王妃は1日に開かれた公開選出大会で、国王21人、王妃40人の中から選ばれた。

 県内の劇団に所属する津波さんは、沖縄の歴史をテーマにした劇に出演した経験から「沖縄の歴史や強さを発信したい」と応募した。認定証を受け取り「先人たちの重みを感じる」と話した。具志川高3年の比嘉さんは選出に「本当に自分なのかと驚いた」と振り返る。琉球舞踊を習っており「琉球の歴史や文化を伝えたい」と意気込んだ。