世界遺産に護佐丸投影 中城城跡、プロジェクションマッピング


この記事を書いた人 平良 正
城壁に映し出されたプロジェクションマッピングに見入る来場者ら=18日午後7時半ごろ、中城城跡

 【中城】「2017世界遺産中城城跡プロジェクションマッピング」(沖縄県中城村、同実行委員会主催)が18日、中城城跡で開かれた。しゃかりのチアキさんのライブや、総合司会の護得久栄昇さんと當銘直美さんの掛け合いを観客は楽しんだ。

 中城城跡・三の郭の外壁をスクリーンにしたプロジェクションマッピングが行われ、中城城跡の城主だった護佐丸を紹介する映像が映し出された。断続的な雨の影響で、プロジェクションマッピングとともに演舞を披露する予定だった村内の団体などによるステージはなかった。19日の最終日は、踊絵師の神田サオリのライブペイントも行われる。入場無料。

 中城村南上原から来た當間豊さん(41)は「チアキさんの歌もよく、プロジェクションマッピングでは中城村の取り組みもよく分かった。息子が護得久先生と写真を撮っていないので、明日も行きたい」と語った。