ピエロの贈り物に笑顔 こども医療センター


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入院中の子どもたちを笑顔にしたピエロのタッカーさん(右)=25日、南風原町新川の南部医療センター・こども医療センター(中川大祐撮影)

 沖縄県の豊見城市豊崎タウン特設会場で開催中の「木下大サーカス沖縄公演」に出演しているピエロのタッカーさん(49)=米国出身=とラリーナさん(35)=同=は25日、南風原町新川の南部医療センター・こども医療センターを訪れ、入院している子どもたちを激励した。

 2人はユーモアを交えた手品や空手のパフォーマンス、アコーディオンによる「ジングルベル」の演奏などを披露。小児病棟に入院している子どもたちからは「わー」「すごい」といった歓声と笑い声が上がった。

 笑顔で見入っていた上里穂花(ほのか)さん(7)は「トイレットペーパーを使った手品が楽しかった。また見たいな」とうれしそうに話した。

 サプライズで誕生日を祝ってもらった赤嶺成美さん(9)は「(ピエロに)会えるのを楽しみにしていた。誕生日も祝ってくれてうれしい」と声を弾ませた。

 医療保育士の竹富るみ子さんは「子どもたちの表情はすごく明るかった。クリスマスの特別なプレゼントになった」と感謝を述べた。