夢抱き、社会へ一歩 各地で成人式 人生の門出喜び合う


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式典の最後に笑顔でカチャーシーを踊る新成人ら=7日午後、那覇市の金城中学校体育館(大城直也撮影)

 8日の「成人の日」を前に7日、那覇市や沖縄市、うるま市など県内21市町村で成人式が開かれた。華やかな振り袖や初々しい背広姿の新成人らは、人生の門出を喜び合い、社会への新たな一歩を踏み出した。

 県内最多の3373人が大人の仲間入りを果たした那覇市では、中学校区ごとに成人式を開催。金城中学校区の式典には新成人約170人が出席した。

 式典で、城間幹子市長は「支えてくれた方々に感謝の気持ちを忘れず、大人としての責任と義務を自覚し、支える側となって社会に貢献してほしい」と語り、祝福した。成人式実行委員長の祖慶龍志さん(20)は「地域の方々や父母の力添えでここまで成長できた。さらなる成長を見せることができるよう、頑張っていきたい」と決意を語った。

 県によると県内新成人は1万6482人(男性8493人、女性7989人)。