空手発祥の地 沖縄PR JTA、8月まで運航


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空手特別デザイン機の前でポーズを取る喜友名諒選手(左)と下村世連選手=2月7日、那覇市のJTAメンテナンスセンター

 日本トランスオーシャン航空(JTA、丸川潔社長)は2月7日、沖縄空手を沖縄県内外にアピールする特別デザイン機2便の運航を始めた。那覇市のJTAメンテナンスセンターで開かれたお披露目会には富川盛武副知事や県内の空手関係者らが出席し、「空手発祥の地 沖縄」「KARATE」の文字を描いた機体を背に、喜友名諒、下村世連選手の演武が行われた。

 特別デザイン機はJTAが県から委託を受けたPR活動の一環。2020年の東京五輪の追加競技に空手が採択されたことで、空手振興の気運を高めていくのが目的。8月に開催する第1回沖縄空手国際大会まで運航する。

 ボーイング737―800型2機の両面に、縦2・8メートル、横6・9メートルの大きさで「空手発祥の地 沖縄」と日本語と英語で描いている。特別機は2月7日午後6時25分発の那覇―宮古を皮切りに、那覇発着12路線の運航を予定している。