トヨタ「つながる」新2車種 東京と新報社 中継結び発表


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 沖縄トヨタ自動車とトヨタカローラ沖縄は26日、5年半ぶりに全面改良した「クラウン」と新型「カローラスポーツ」の記者発表会を那覇市泉崎の琉球新報社1階エントランスで開いた。全車に通信端末を標準整備した「コネクテッドカー(つながる車)」で、事故の際に自動で通報し、販売店から保守点検の助言を受けられる。無料アプリ「LINE」を通じ、事前にカーナビに目的地を登録できる機能も搭載された。発表会は沖縄と東京を中継で結び、「つながる」をアピールした。

 琉球新報社エントランスを使った企業イベントは初。新型車を発表した沖縄トヨタ自動車の野原朝昌社長は「車とつながる、人とつながる機能を搭載した。(試乗すると)ハンドリングの軽快さが分かってもらえる」と話した。ライブ中継でトヨタ自動車の豊田章男社長は「車の未来が大きく変わるかもしれない。『つながる』という新たな性能が加わる」と期待した。