恐竜の進化に興味津々 ティラノサウルス展 クイズで生態学ぶ


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せいた先生(左後方)から恐竜について学ぶ子どもたち=15日、那覇市の県立博物館・美術館

 開催中の「ティラノサウルス展―進化の謎に迫る」の関連催事「せいた先生と行く!ティラノサウルス展!!」が15日、那覇市の県立博物館・美術館であった。親子連れら約40人が参加し、「せいた先生」ことサイエンスインストラクターの嶺井聖太さんと展示会場を回り、恐竜の生態などをクイズ形式で学んだ。

 ティラノサウルスは進化の過程で前足が退化し、群れで狩りをしていたことが紹介されると、子どもたちは「ええ」「すごい」と声を上げ、化石や全身骨格に見入った。後半は、嶺井さんが収集したティラノサウルスの歯やアンモナイトなど20点以上の化石にも触れ、恐竜の世界を実感した。

 宜野湾市から参加した照屋貴啓ちゃん(5)は「クイズが楽しかった。化石がかっこよくて、恐竜のことがもっと好きになった」と笑顔を見せた。