ガレッジセールのゴリさんがプロデュースする「おきなわ新喜劇」の第5回ツアー「心がつなぐアロハイサイ!」の那覇公演(主催・吉本興業、よしもとクリエイティブ・エージェンシー、よしもとエンタテインメント沖縄、共催・琉球新報社)が6日、那覇市の琉球新報ホールで始まった。ハワイ移民を題材にドタバタ劇を繰り広げ、観客の笑いが絶えなかった。
ハワイから県系5世のきょうだいが生き別れた祖母を捜しに来る物語に恋愛を絡めて描いた。きいやま商店がゲスト出演した。
公演後、ゴリさんは「お客さんの笑い声でこちらも元気になった」と話した。相方の川田広樹さんは「10月のハワイ公演では言葉の壁を超えた。お客さんも泣いていたが、僕らも泣きそうになった」と手応えを語った。
観劇した糸満高校1年の大城音寧(おとね)さん(15)は「面白かったし歴史の勉強になった」と笑顔を見せた。那覇公演は7日までで、入場券は完売。28日の石垣市民会館での公演は発売中。