通院や入院中の子どもたちが折り紙1万9千枚で作成した「おりがみツリー」の点灯式が19日、沖縄県南風原町の県立南部医療センター・こども医療センターで開かれた。院内学級の子どもたちによる「ジングルベル」の合奏や、医師や看護師らによる多彩なパフォーマンスも披露され、子どもたちはクリスマスムードを満喫した。
おりがみツリーは入院中の子どもたちの願いを込めた折り紙1枚ずつをつなぎ合わせ、一つの巨大なクリスマスツリーにしたもので、今年で7年目。
ピンクのドレス姿で参加した那覇市の金城羽瑠(はる)ちゃん(2)は、友達と歌を歌ったりして楽しんた。母の望さん(30)は「入退院を繰り返す娘の笑顔が見られてうれしい。クリスマスの良い思い出になった」と話した。