桜ひらり、春さきどり きょうから名護で祭り


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ピンク色の花びらを咲かせるヒカンザクラを楽しむ家族連れ=25日午後、名護市の名護城公園内さくらの園(喜瀨守昭撮影)

 【名護】「日本の春はここからはじまる」をキャッチフレーズに「第57回名護さくら祭り」(同実行委員会主催)が26日から、名護市の名護中央公園や周辺会場で開かれる。27日まで。

 約1万本の桜が祭りを彩る。実行委員会によると、全体では一~二分咲き。

 昨秋の台風の影響で開花が遅れている。祭りでは、市内パレードや仮装行列などの催しが予定されている。

 ぽかぽか陽気の過ごしやすい日となった25日は、観光客が訪れ、桜の前で記念撮影していた。

 祭りでは、地元商店街やオリオンビールが生産に取り組んだ名護でしか飲めない「75(なご)ビール」が限定販売される。75ビールは限定15キロリットル生産のため、すでに売り切れた店舗が多い。祭りでは残りわずかなたる生ビールを販売する。

 今帰仁村では「第12回今帰仁グスク桜まつり」、本部町では「第41回もとぶ八重岳桜まつり」が開かれている。