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さようなら沖縄、暖かかったぞう 福島応援ゾウがラオスに帰郷 こどもの国で越冬

最後まで来場者と触れ合うブントーン(手前)とトンサイ=10日、沖縄市胡屋の沖縄こどもの国

 【沖縄】沖縄こどもの国(沖縄市胡屋)で10日、東北サファリパーク(福島県二本松市)から越冬に来ていたゾウ2頭とのお別れ会が開かれた。沖縄での越冬は5年連続。東日本大震災後の被災地を応援するため、2012年に福島に来た2頭は12日に故郷のラオスに戻るため、沖縄での越冬は今年が最後になる。

 2頭は雌のブントーン(33)とトンサイ(22)。福島は故郷に比べて寒いため、2頭は毎年12月から3月中旬にかけて暖かい沖縄で冬を越し、多くの県民と触れ合ってきた。お別れ会には多くの来場者が駆け付け、園職員らが野菜などで作ったケーキが贈られた。神里興弘園長は「2頭には感謝を申し上げたい。無事にラオスに帰ってほしい」と激励した。

 赤嶺拓磨さん(30)と息子の碧音ちゃん(4)は浦添市から訪れた。碧音ちゃんが「ゾウの鼻が好き」とはにかむと、拓磨さんが「いなくなっちゃうの寂しいねー」と残念そうに語り掛けていた。