スターウォーズの世界をバレエで 優雅な表現に会場は超満員


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発表会で「スターウォーズ」の世界観を巧みに表現する沖縄シティバレエスクールの生徒ら=うるま市仲嶺のうるま市民芸術劇場

 【うるま】沖縄シティバレエスクール(新垣京子代表)はこのほど、うるま市民芸術劇場響ホールで第8回発表会を開き、映画「スターウォーズ」のエピソード4をベースにしたオリジナル作品を上演した。3歳から14歳までの生徒ら30人がライトセーバーや銃を手に、作品の世界をジョン・ウィリアムズの楽曲に乗せ、優雅に表現した。同日は大雨にもかかわらず会場は超満員で、駆け付けた保護者や関係者らは観客席から子どもたちの練習の成果を笑顔で見守った。

 ルーク・スカイウォーカーやダース・ベイダーは原作に近い衣装を用い、ヨーダやC3―POなど個性的なキャラクターは、衣装の色使いで表現した。同作の大ファンという北谷町在住の40代女性は、アクションシーンやCGが多く使われるスターウォーズの世界観を、バレエでどのように表現するのかを楽しみにしていたという。女性は「物語の構成だけでなく、ダイナミックさと華麗さを使い分けた踊りが素晴らしかった」と大満足の様子だった。