【写真特集】最大瞬間風速47メートル 台風17号 沖縄各地で被害


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
強風の影響で倒れ、片側車線をふさぐ街路樹=21日午後2時20分ごろ、糸満市名城の国道331号(大城直也撮影)

 大型で強い台風17号は21日未明から夜のはじめごろにかけて、暴風域を伴いながら沖縄本島地方に接近し、久米島の西海上を北上した。台風の非常に強い風にあおられるなどして、19人が軽傷を負ったほか、本島では倒木や土砂崩れなどが相次いだ。台風が沖縄本島地方に接近したことで、21日明け方にかけて渡嘉敷村では最大瞬間風速47・7メートル、南城市糸数で同46・5メートルの非常に強い風が吹いたほか、那覇市でも同41・1メートルを観測した。

冠水した道路を走行する自動車=21日午後1時45分ごろ、豊見城市与根
暴風で傾いたバス停=21日午後3時37分、名護市宇茂佐の森

台風の影響で停電し、消灯する信号機=21日午後1時半ごろ、うるま市安慶名
強風にあおられるビル建設現場の工事用ネット=21日午前11時ごろ、沖縄市(新里圭蔵撮影)