シルイユーがWヒット


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屋我地前垣でシーガーカップのテスト釣りをするチーム黒鯛の(左から)竹島、藤田、玉城さん

 1人で走るジョギングも、1万人が参加してマラソンと、ファッション化することで価値観に大きな差が出るように、昔から漁港でテントを張って実施している全国ほとんどの磯釣り大会を冬でもブーゲンビレアが咲き夜釣りができる暖かい観光沖縄からファッション化しようと企画したシーガーカップ争奪全沖縄磯釣り選手権大会も11年目を迎えた。豪華で楽しい表彰式が26日泡瀬の沖縄市産業交流センターで実施される。600人近い申し込みの中から選ばれた230人、今年はカップル参加が30組と女性が目立つ。はたしてどんなフィッシングドラマが生まれるのか? 参加アングラーに当日の狙いどころを聞いてみた。
○北風12メートル前後吹けば塩屋から辺土名までの海岸のチヌが狙い目、餌はカニ、タコを使えばタマンも狙える。(プラス1 園田さん)
○狙い場所で迷っている、中型チヌなら西崎の離れ防波堤、与根漁港が良い。屋我地イカダは遅れ気味なので大会当日ごろは大穴か?(マンモス 小橋川さん)
○南部港川漁港、古い短い桟橋の中央でカーエー。隣の新しい漁港左側の船道でチヌ。屋慶名漁港右側の角のスロープ。(マイトショック 比嘉さん)
○大宜味海岸、砂辺、泡瀬の立ち込み釣りでチヌを狙う。上げ潮時に浅場、干潮時に深場を狙う。大宜味がだめなら本部町か東村。(チヌの詩 野村さん)
○屋我地周辺を狙う。上げの浅場、干潮の深場狙い、与那原海岸も良さそう。(浮海会 津波さん)

『釣果』

○マンモス丸半日ツアーで女性が50センチと41センチのシルイユー。11日、仲里二奈さんと碇友子さん、冬はグルクンが不振なので流し釣りで底物を釣らせているという宮里船長、この日第1投で2人がWヒットしたという。他にムルー、カーハジャー、ナガジューミーバイなど。釣り方のコツ=仕掛けを底にはわせ、根掛かりさせて船長をこき使うぐらいの方がよく釣れる。寒い日は女性は手袋や防寒着持参がよさそう。(マンモス曙)

○コチの名所屋慶名漁港で73センチの大型、12日うるま市の長濱力也さんが2・8キロのコチを釣る。(つりぐの米吉)

○伊平屋でタマンにイカ。13日、琉釣会の糸満隆児さんらが、赤イカ2・7キロ、白イカ1・2キロ、クブシミ1・35キロを島尻漁港でシャクリ釣り、夜はウマヤー海岸の打ち込み釣りで早朝65センチと52センチのタマンを釣った。(サンノリー北谷)

○2日連続宜野湾海岸でタマン。9日、高里悟さんと長勝也さん、カニの餌で打ち込んだがアタリが無いのでシガヤータコにかえると午前中に3~4回のアタリ、50センチ、51センチ、67センチのタマンを釣った。67センチを釣った長さんは初心者で初の大物に大感激していた。(シーランド宜野湾)

○那覇一文字で尾長グレ、10日真鍋克仁さん、49センチの大型を水深11メートルぐらいの棚で釣った。(マンモス小禄)

 フィッシング沖縄社・城一人 098(933)2073 メールfishing@ii-okinawa.ne.jp

【写真説明】上から
(1)流し釣り1投目で女性がシルイユーWヒット。(左から)仲里、碇さん
(2)大型コチを釣った長濱さん
(3)伊平屋でイカとタマンを釣った(左から)真栄城友和、花城竜仁、糸満隆児さん
(4)宜野湾でタマンを釣った高里さん
(5)初の大物67センチのタマンを釣った長さん
(6)那覇一文字で49センチのグレを釣った真鍋さん

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