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JICA派遣のボランティアとして沖県連事務局で働いた鈴山明美さんと、日系団体連合会福祉部の蜂谷久美子さんが2年間の任期を終えて帰国することになり、在亜沖縄県人連合会(屋宜宣太郎会長)はこのほど、2人の送別会を県連会館大会場で盛大に催した。蜂谷さんは県系人の高齢者の多くが世話になっているということと、鈴山さんと同じ岡山県出身で同期のボランティアだということで招待した。
米須清文副会長(屋宜会長が沖縄出張で不在)があいさつし、これまでの2人の活動に感謝、今後の健康と活躍を祈念した。この後、玉城昌一元沖県連会長の音頭で乾杯。そしてアルゼンチン自慢のアサード(焼き肉)を食べながら鈴山さん、蜂谷さんの別れの言葉が述べられた。2人とも日本語とスペイン語の両語であいさつした。
特に鈴山さんは、「大変よいお土産ができた」と、帰国後は沖縄を見学する楽しみがあると述べた。2年間県系人の中で仕事しながら感じたことは、「親切で情け深く、楽観主義で物事にこだわらず非常に付き合いやすい」。また、ただ1つ覚えたウチナーグチが「アキサミヨーだった」と話すと、会場は大きな笑いに包まれた。一段落ついてからは、カラオケがあり、盛り上がった。
(新垣善太郎通信員)