大会で女性の健闘目立つ


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シーガーカップ表彰式

 燃ゆる釣り人達の祭典、ベテランから初心者まで楽しめる夢の釣り大会フィッシング沖縄社主催、第11回シーガーカップ全沖縄磯釣選手権大会は2月25日から26日の強い風と雨の中233人が参加実施された。今年はカップルの参加者が30人と女性の健闘が目立った。
 チヌ部門1位は初参加の北中城村の大城康弘さんが50・2センチを、同じ浮海会の2位入賞の那覇市の津波英利さんと同行し屋我地の水路で打ち込み釣りで釣果を上げた。
 タマン1位は名護市の島袋佐江子さん、宜野座漁港で26日午前5時ごろ74センチ、6・6キロの特大タマンの強烈な当たりを16号ハリスの打ち込み釣りで釣り上げ、娘がライトを照らしウキ釣りをしていた主人がタモ係と家族で協力してとり込んだ。
 カップル1位も初参加の読谷村の石嶺優子さん、都屋漁港で午前5時、カニのエサで打ち込んで57・6センチのタマンで入賞した。
 カーエー部門2位のうるま市の田場誠さん、安田漁港でウキ釣りで38・8センチほか8匹の良型カーエーを釣っている。チヌ部門上位3匹はいずれも朝の潮、カーエーは午後の潮、タマンは夜明け前の潮で釣れていた。

『大会成績』

○チヌ1位50・2センチ大城康弘、屋我地。2位49・1センチ津波英利、屋我地。3位46・3センチ上門靖、屋我地。 ○カーエー1位41センチ喜友名明、東村川田。2位38・8センチ田場誠、安田。3位37・8センチ山城正人、安田。

○タマン1位74センチ島袋佐江子、宜野座漁港。2位71・1センチ比屋根毅、塩屋。3位56・6センチ金沢重男、恩納村。

○他魚1位クレーミーバイ54・6センチ園田由喜夫、屋我地イカダ。2位ガクガク45・9センチ稲福邦男、熱田。3位ミーバイ41・9センチ崎原栄考、明治橋。

○カップル1位タマン57・6センチ石嶺優子、都屋漁港。2位センスナー45・2センチ仲里綾香、前兼久漁港。3位センスナー42・5センチ仲里美子、宜野湾マリーナ。

『各地の釣果』

 知っていますか? 今日から海は冬から夏の海に向かって変化を始めます。冬はイジャイで知られているように夜の干潮の方が昼より潮位が低くなるが、今日からは逆に昼の干潮の方が潮位が低くなるのです。

○運天港ででっかい80センチ、9・3キロのマクブ。2月20日、浦添市の金城紀夫さん、チヌを狙って打ち込み、大型マクブを釣った。(シーメイト)

○慶良間沖ジギングで92センチ、11・5キロのアーラミーバイ。2月19日、照屋恵三さん、はなぶさ(西条船長)で慶良間沖、水深110メートルでジギング、2キロのカンパチとミーバイをゲット、ラインPE4号、リーダー18号、ルアーシーフラワー赤金200グラム。(マンモス小禄)

 フィッシング沖縄社・城一人 098(933)2073 メールfishing@ii-okinawa.ne.jp

【写真説明】
(1)タマンとは違うチヌのアタリが好きと言うチヌ1位大城さん
(2)カーエー2位田場さんのカーエー数釣り
(3)タマン1位島袋佐江子さんが釣った6.6キロ
(4)カップル1位石嶺優子さんと57.6センチのタマン
(5)運天港で特大マクブ80センチを釣った金城さん
(6)ジギングで11・5キロのミーバイをゲットした照屋さん
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