潮干狩りのベストシーズン


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備瀬海岸の磯遊び

 『釣って遊んで潮干狩り、週末は家族そろって出かけよう』
 今週末は旧暦の3月1日、潮干狩りに最も良い季節で、お昼ごろの海岸は花が咲いたように多くのファミリーでにぎわう。釣りが好きなお父さんもお昼にはサオをおいて子供たちと貝拾いに協力しよう。

 ◎クマ手にバケツこれでOK潮干狩り、砂地に多い二枚貝(貝がらが二つに分かれるアサリのような貝)、小石交じりの砂地にいる貝、岩場に多い巻き貝(ホラ貝のような型)、その他さんご礁にすむシャコガイなどいろいろだが、貝は5センチから10センチ位の浅い所に居るので深くまで掘る必要はない。ゆっくりと砂を除くような感じで探す。人が多い所が貝の多い所。拾った貝は氷は不要、常温で数時間は生きている。スタイルは帽子に長靴。初めての人でも100%拾える。
 ◎場所。海岸線をドライブすれば人が集まっているのですぐ分かる。おすすめベスト3は(1)泡瀬県総合運動公園の海岸(2)屋我地大橋付近から左側中学校付近の海岸(3)海中道路と手前の照間海岸など。
 ◎数釣り楽しむ熱帯魚のリーフ釣り。潮が干いた浅い岩と岩の間にかくれている5センチ前後の小魚釣り。短くてやわらかいサオにハリス0・4号の細い糸と小さいハリにアミエビなどをつけて釣る。(恩納村)
 『大物師はじっとして居られないヤミ夜の大潮回り』一潮早いが、タマン狙いは走りの一発、大型狙ってみては?
 『各地の釣果』
 ○那覇一文字カゴ釣りで3尾のタマン。3月29日、午前7時49センチ、8時58センチ、9時54・2センチ、ハリス8号キビナゴのエサで伊藤鉄城さんの釣果。棚は15メートル、仕掛けは100メートルほど流す。(マンモス小禄)
 ○那覇空港外側でフカセで数釣り。今野俊郎さん、4号ハリスでイケガツオ、ムルーなど数釣り、イシミーバイはリーフの切れ目の立ち込み釣りで釣れた。(マンモス小禄)
 ○伊是名で3尾のイシガキダイ。3月29日、禰覇盛秀さん、右側防波堤外側水深5メートルのポイント。42センチ、40・8センチ、38・2センチと3尾、干潮時にヒットが多いようだ。(つりぐのおさる)
 ○歴代記録更新78センチ、6・3キロのカツオ、3月31日、宜名真磯釣りで久志信吾さんの釣果。(つりぐのおさる)
 『船からの大物伊平屋のアーラミーバイ釣りシーズン』
 ニングヮチカジマーイも終わり、3月30日に38キロがヒットした第一大盛丸(沢岻船長)、日に一度はアーラのアタリがあるようだ。(同行取材5名募集中、問い合わせは城まで)
 フィッシング沖縄社・城一人098(933)2073
メールfishing@ii-okinawa.ne.jp