待望の夏釣りスタートへ


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ファミリーで数釣りした古波蔵さん

 5月1日は海の魚の衣替えの季節で、水温が24度近くに上昇する月末ごろにはケラマ近海の鯨も姿を見せなくなり、入れ替わりに県魚のグルクンの入れ食いが始まると、それにリードされるように地元の魚がいっせいに釣れ出し、待望の夏の釣りがスタートする。魚釣りには水温ともう一つそれぞれの魚に適した潮があり、GW前半は流れがゆるやかで上下差が少ない小潮で、船からのグルクン釣りや初心者の防波堤からのミジュンやグルクマ釣り。カーエー釣りなどに適した潮で、後半の中潮から大潮はパヤオの大物マグロ釣りや夜釣りのタマン、フカセのカツオなどが狙い時である。特にGW直後の荒磯の巨魚アーラ狙いは最高のチャンスである。

 『5号ハリスをぶち切るカーエー食い上昇中』
 カーエーの大好物モズクの収穫が始まり絶好のシーズンを迎えた、特選ポイントベスト10は「辺土名漁港」「新里漁港」「山川漁港」「渡久地漁港」「本部浜崎漁港」「赤野漁港」「池味漁港」「許田漁港」「三重城港」「勝連浜漁港」。
 『各地の釣果』
◎浜比嘉島で43・6センチ2尾のカーエー。9日、田場剛さん、ハリス1・75号と細仕掛けでの釣果。(ステップ具志川)
◎ケラマ黒島磯フカセで3・45キロのタマン。10日、秋田真吾さん、ハリス5号のフカセ釣りで、棚はサオ一本分(サンノリー2)。
◎ファミリーで伊江島西崎漁港でエーグァー数釣り。7日古波蔵和宏さん、漁港右側のテトラの上からハリス6号のサビキ釣りで数釣りした。(つりぐのおさる)
◎塩屋湾田港でチヌ数釣り。2日夕方、渡久地浩章さん、ハリス2号ウキ釣りでの釣果(マンモス曙)。
◎屋我地深場のボート釣りで52・3、45・2、44・8、41・4センチのチヌ。5日、松村繁さん、ハリス3号に活きエビのエサ、ダンゴも使わず、自然にエサを沈めるようにして釣る(マンモス小禄)。
 『その他』残波リーフ釣りでマーエーなど30尾3日連続釣れた。安波海岸のリーフ釣りでも56センチのカンムリベラ。久高一文字イラブチャー50センチ級魚影見える。
◎与那原海岸ゴカイのエサの打ち込みで70センチのコチ。尾長グレ48・1センチ、5日宜名真漁港。泡瀬一文字25センチグルクマ6尾、アーガイ、カーエーなど。
 前週のカーエー、8日熱田漁港6枚。糸満南浜漁港40センチ級カーエー絶好調。
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