今夏は青物の当たり年?


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初心者でも大釣り、18日のマンモス丸のグルクン半日コースの釣果

 磯釣り、沖釣りとも今夏は青物の当たり年?(青物=青い色をした上層部を回遊する魚種の事。グルクマ、カツオ、ツムブリ、カンパチなど)
 17日、泡瀬一文字で東寄りの向かい風の中、カゴ釣りをした名手メガネ屋の仲里さん、中型グルクマ80匹と爆釣した。シーミーで釣り人は15人ほどと少なく、カゴ釣りは仲里さん一人だった。残波、真栄田、万座、宜名真の荒磯ではカツオが釣れている。泡瀬や熱田漁港、那覇一文字でイケガツオが釣れ、宜名真駐車場下で下地敏裕さんが97センチのツムブリを釣っている。青物釣りの魅力はキィーン、キィーンという強烈な糸鳴りにある。

 ★沖釣りはグルクン釣りと深場釣りが好調★
 ○大当たり2980円、グルクン釣り体験コース。初日の18日朝の便に乗船した12人の半数以上は釣りが初めて。中でもグルクンを見るのも初めてと言う鹿毛明美さんが10匹以上もゲット、釣ったことより船長さんや乗り合った人たちの優しさに感激したと言う。午後の便は食べきれないからこれでストップと言うほどの写真の通りの大釣り。船長の宮里さんは釣り人のセンスと潮が良かったと笑顔。良く釣るコツはオモリを海底に着けることと着いたらサオを大きく早くシャクってマキエを勢いよく出し、いったん停止を正確にすること(出港三重城港問い合わせマンモス098・867・0001)
 ○渡名喜沖深場釣りで15・5キロと13・5キロの高級魚カンパチを釣らせた第二みゆき丸(比嘉克美船長)。16日、北谷浜川漁港から第二みゆき丸でいつものようにシチューマチ釣りに出た上間寛正さん、毎回同じ水深140メートルのポイントで大物に仕掛けを切られるので、この日はハリスを10号と太くして大物にリベンジできたと大満足していた(シーメイト)
 ○ベテラン健在月4回は深場釣り、三和交通宮里真三郎さん。船釣りでは経験、実績では第一人者、年金もらってタクシーに乗務、ゆうゆう自適の釣りざんまい。16日釣り船てんぐでミヤコゾネ水深200メートルで70センチ、6・5キロのシルシチューなどハリス17号の手作りサビキで釣っている(マンモス曙)
 ワンポイントアドバイスはエサのオキアミは背掛け(ハリ先を逆に背中に出す)にすると足が動いて食いが良い。
 ★磯★
 那覇一文字夜釣りでタマン24匹。13日、中村元昭さんと末吉さん、ハリス7号、ハリチヌ9号オキアミのカゴ釣りで66・3センチなど2人で15匹、隣の人も9匹釣っていた。潮はサオ3本半(大洋レジャー)
 ○宜名真駐車場下でフカセで82センチのヤマトナガイユ、62・6センチのタマン。16日、松原孝彦さんの釣果(つりぐのおさる)
 〈釣り大会〉第2回TLT(ツナ・ルアー・トーナメント)IN久米島大会募集中=主催・福岡市「ポセイドン」
▽6月3日・4日
▽場所、久米島パヤオ
▽ルール、ルアーによるジギング、またはキャスティング
▽対象魚、マグロなど
▽参加料5万円
▽県内申し込み問い合わせ先フィッシングチームきじむなー上原寛(090・3790・6380)
 フィッシング沖縄社・城一人098(933)2073
メール [email]fishing@ii-okinawa.ne.jp[/email]