【ペルー】名護市郷友会がV 夏季市町村スポーツ大会


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総合優勝とサッカー競技優勝を果たし、稲嶺県知事杯と呉屋名誉領事杯を手にした名護市郷友会チーム=リマ市郊外の県人会運動場

 リマ市郊外の県人会運動場などで3カ月にわたって繰り広げられたペルー沖縄県人会(比嘉マヌエル会長)主催の第4回夏季市町村対抗スポーツ大会はこのほど、名護市郷友会の完全優勝で幕を閉じた。

 1月末に始まった大会は、ゲートボール、グラウンドゴルフ、バレーボール、サッカー、ボーチェ、フットサル、囲碁などの競技が毎週日曜日、県人会運動場や各施設で展開された。総合で最も高得点を挙げた名護市郷友会チームが、昨年に続き稲嶺恵一県知事寄贈の総合優勝杯を獲得した。
 最終日は、朝10時から北中城村郷友会と具志川市郷友会の間で3位決定戦があり、北中城村チームが5―1で具志川市チームを下し、3位入賞を果たした。
 午後からの名護市郷友会と沖縄市郷友会のサッカー決勝戦には運動場いっぱいに、両チームのサポーターが詰め掛け、試合開始前から熱気に包まれた。決勝戦は年齢無差別で争われ、名護市チームが沖縄市チームを2―1の逆転で下し、今大会に向けて寄贈された呉屋守将在那覇ペルー名誉領事杯を獲得した。
 決勝戦は沖縄市郷友会が前半有利に試合を進め、20分すぎに左サイドからのへディングで先制点を挙げたが、後半、粘りの名護市チームが守りに回った沖縄市チームの厚い壁を突き破って立て続けに2点を挙げ逆転、そのまま逃げ切った。
 ペルー沖縄婦人会主催のバレーボール競技では北中城村婦人部が大活躍、見事優勝を飾り、赤嶺千寿沖縄婦人連合会長杯を永久獲得した。
(赤嶺光弘通信員)