琉球新報社 
在フランス沖縄県人会（大城洋子会長）のウチナーンチュ大会実行委員会が１０日、パリ市内で開かれた。
県人会は、ウチナーンチュ大会では大会応援イベントとして、１０月１０日から１５日まで「フランス在住アーティストによる絵画・写真展」（那覇市ぶんかテンブス館３階テンブスギャラリー）と、パリでピアノを学んだ人、現在、研さんを積んでいる人らによるコンサート（同館４階テンブスホール）を１４日（昼・夜の２回公演）に催す。芸術の都の薫りをウチナーンチュ大会に吹き込む。
この日の実行委員会は作品の搬送、会場設営、仏県人会主催のパーティー、コンサートチケットなどについて、最終的に確認する形で話し合いが進められた。地元、沖縄でも、沖仏協会（岩崎セツ子会長）のメンバーらがパンフレット、チケットの作製、印刷など、準備を進めていることが報告された。
前夜祭パレードに話しが及ぶと、「サッカーフランスチームのユニホームを着よう」「顔にトリコロール（フランス国旗）のペインティングをしよう」などのアイデアも出ていた。
大城会長は「ぜひ、たくさんの人に来てもらいたい」と張り切っていた。実行委員会メンバーはほとんどがウチナーンチュ大会に参加する。絵画・写真展、コンサートの参加者は次の通り。
（敬称略）
〈絵画・写真展〉稲葉トモ子、幸地学、新城ゆかり、高安武美、知念賢祐、与座英信
〈コンサート〉赤嶺七奈子、新田英之、運天暢子、浜元華織、山城香苗
コンサートは入場料１５００円。文教楽器ピアノサロン、島ピアノセンター、リウボウ、沖縄三越で販売。
（又吉喜美枝通信員）
