【石垣】県内随一の米どころ、石垣島で超早場米の田植えが始まった。晴天に恵まれた15日、石垣市平田原では仲新城淳さん(76)が田植機でコシヒカリやもち米となるコガネモチの苗を植え付けた。
年末年始に続いた寒さと悪天候の影響で苗の育成が遅れたため、ことしの植え付けは予定より約1週間遅れた。5月ごろには黄金色に実り、収穫が行われる予定だ。
仲新城さんは三期作に取り組む稲作農家。一期米となる今回の植え付けは今月いっぱい行い、約3ヘクタールにコシヒカリとコガネモチを植える。仲新城さんは「今日のような天気が続けば苗はすくすく育つ。いい天気で田植えができたので、お天道様にありがとうと言いたい」と話した。