ヤンバルクイナ森へ帰る けがが回復、放鳥


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籠を出てやんばるの森に帰るヤンバルクイナ=2月28日、国頭村楚洲

 【国頭】国頭村楚洲でけがをして倒れているところを保護された、国の天然記念物ヤンバルクイナの雌が28日、環境省やんばる野生生物保護センターの職員ら関係者が見守る中、発見場所の近くで放鳥された。

けがから回復したクイナが放鳥されるのは今年初。籠から出たクイナは土の感触を確かめるようにゆっくりと歩みを進め、やんばるの森に帰って行った。ヤンバルクイナのけがは車にはねられたためとみられる。