咲き誇る“夏の花” 名護・真喜屋のサガリバナ


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ライトアップされたサガリバナ=6月28日、名護市真喜屋

 【名護】名護市真喜屋にある市指定天然記念物「真喜屋のサガリバナ」が6月末から見頃を迎えている。

管理する金城和輝さんによると、開花は遅れたが、例年より多く咲いている。真喜屋のサガリバナは「舞香花」(モウカバナ)の愛称で親しまれ、ことし1月には県の名木百選にも認定された。
 真喜屋区、名護市が連携して周辺を整備し、記念物から株分けした25本が花を咲かせている。
 記念物のサガリバナは2002年に台風で倒木したが、住民らの手入れで回復。金城さんは「管理を始めて数年になるが、こんなに咲いたのは初めて」と驚いていた。夕方からつぼみが開き、午後9時ごろが見頃で、7月末まで楽しめる。開花状況や見学に関する問い合わせは金城さん(電話)090(2717)2313。