【東京】「川崎ウイーク」の芸能公演には沖縄の大御所の舞踊家の踊りに川崎芸能協会が地謡で参加し、川崎と沖縄が融合した舞台が披露された。観客らは演目ごとに大きな拍手で応えた。
「四ツ竹」「かせかけ」など女踊りの演目では、ゆったりとしたテンポに合わせ、しなやかで情感の漂う踊りで観客を沸かせた。「谷茶前」「デイゴの花心」など多彩な演目が披露されたほか、川崎を中心に舞踊家として活躍している阿波連とも子さんは男踊りの「ゼイ」ではつらつとした動きを見せた。
立川志ぃさーさん、立川笑二さんによる沖縄お笑い寄席もあった。笑二さんの本格的な落語と、志ぃさーさんの沖縄の話題も交えた風刺の効いたネタで観客を大いに笑わせていた。