油防止膜が流出 台風通過後の大浦湾


社会
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沖合から流され、消波ブロックに絡まりながら漂う油防止膜(オイルフェンス)=10日午後、名護市大浦付近(外間崇撮影)

 【名護】台風9号が通過した名護市大浦湾では10日、米軍普天間飛行場移設に伴う新基地建設で海底ボーリング調査のために設置された油防止膜(オイルフェンス)の一部が沿岸部まで押し流された。昨年10月の台風でも流されたことから、防止膜には10~45トンのいかり(アンカー)が付いていた。