ごみ出し「任せて」 宮里さん愛犬 人の振り見て、学習


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 【国頭】国頭村宇良の区長宮里博さん(77)の愛犬、ブッチ(7歳)とチャロ(3歳)は、常に宮里さん夫婦と行動を共にし、山の畑での手伝いが大好きだ。

 ごみ収集日には、ごみ袋をくわえて収集場所までうれしそうに運ぶ姿に、宮里さんらの目尻は下がりっぱなし。
 お昼のチャイムが鳴ると、2匹はわれ先に餌の器をくわえておねだりが始まる。
 「誰が教えたわけでもないよ。人間がやっていることを見て覚えたはずね」。動物好きの宮里さんは、わが子を育むように、2匹の愛犬の成長に頬を緩ませている。
(服部美冬通信員)
英文へ→Dogs learn from owner to take garbage out

収集日にごみを運ぶ宮里博さんの愛犬、ブッチとチャロ=国頭村
愛犬2匹は昼食時には餌の器をしっかりくわえて「おねだり」