【アルゼンチン】理事と監査役決まる/節目の50回定期総会開く


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50人が出席して開かれた在亜沖縄県人連合会の第50回総会=県人会館

 在亜沖縄県人連合会(屋宜宣太郎会長)の第50回定期総会が5月25日、県連会館で開かれた。50回といえば半世紀、沖県連は毎年5月25日を総会開催日とし、営々と開いてきた。この日はアルゼンチンの革命記念日に当たり、祭日となっている。

 この間いろいろなことがあって、総会は盛大なときもあり、小人数で寂しいときもあった。今回は、50人だけの出席で寂しい総会だった。
 ただ、屋宜会長のあいさつによると、過去1年間の活動は好評を得ている。内部活動を充実させるとともに、県連のレストランの営業日を拡大、内部を拡張したことが高く評価されている。屋宜会長は、レストランの収益だけで、会の運営費を賄わなければならないという信念を持っているようだ。
 総会では役員選挙や会務会計報告などが行われた。議事審議では、理事会作成の報告書に異議や質問はなく承認された。また、理事会定数の半数にあたる15人の理事の改選と3人の監査役も異議なく承認され、総会は1時間足らずで終了した。
 新理事と新監査役は次の通り。カッコ内は推薦団体名。(敬称略)
 【理事】仲里エルネスト(宜野湾市民会)、新垣ルーベン(東風平町人会)、上門ファン・カルロス(具志頭村人会)、金城リカルド(与那原町人会)、古堅宗元(読谷村人会)、屋嘉宗憲(名護市民会)、呉屋盛善(西原町人会)、比嘉ロベルト(理事会)、親泊ロベルト(同)、玉城智(同)、屋宜宣順(同)、上原フリオ(同)、東江ロベルト(同)、大城昇(同)、伊礼繁雄(同)。
 【監査役】又吉信康(島尻)、渡嘉敷アルベルト(中頭)、仲村実好(国頭)。
 (新垣善太郎通信員)