【アルゼンチン】在亜県人連合会が新役員を選出 新たな交流に意欲


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沖縄県人連合会の新役員に決まった(前列左から)金城会計、米須会長、新垣幹事、(後列左から)平良副会計、仲里副会長、東江副幹事

 在亜沖縄県人連合会の臨時理事会が5月30日に開かれ、会長を除く会の役員を選出した。
 同月25日に就任したばかりの米須清文新会長はあいさつで、「皆さん期待の幹部構成を次のように決めたので、承認を願いたい」と述べ、新役員名(案)を発表した。

 米須会長が名前を挙げたのは仲里エルネスト(副会長)、新垣定二(幹事)、東江ロベルト(副幹事)、金城リカルド(会計)、平良ファン・カルロス(副会計)の5氏で、いずれも出席した理事の拍手で承認された。
 この幹部構成は新垣幹事のほかはすべて2世。米須会長については生まれが沖縄で、1世といわれているが、わずか3歳の時に移住してきているので、物の考え方は完全に2世だとみられているようだ。しかし、日本語も話す上に英語も理解できるので、会長として、これほどの人材はいないと思われている。
 米須会長は、丸紅という一流商社の支社長という重職にある。多忙を極めており、会運営では周囲の理解と協力がこれまで以上に要求されよう。
 幹部構成が決まった後、米須会長は今後の政策について語ったが、とりあえず19日にすき焼き会を催して新たな交流を図っていきたいと話して理事会を閉じた。
(新垣善太郎通信員)