梅雨明けは大釣りに期待


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前月よりパヤオのマグロは成長していると言う伊波さん

 噴火で数年間立ち入りができなかった磯釣りのメッカ三宅島では魚が増えて、釣り師の間で話題になっているという。数週間太陽が顔を見せず、潮と天候が合わずワジワジしている沖縄の釣り人も多いが、自然のリズムは今週末には梅雨も明け、台風後の大釣りと同じように一週間ぐらいは沖釣りのグルクンにパヤオのマグロ、夜釣りのタマンに大物のアーラにガーラ、防波堤釣りのカーエー、イラブチャなど大釣りが期待できそうだ。

 『各地の釣果』
 ○三重城の大型ガーラ釣れだす。昔は県内で釣れる大型ガーラの90%はてだこ橋付近で釣れたが、北防波堤ができてガーラのエサ場が南寄りの三重城から糸満西崎付近に変わっている。18日20時半ごろ、平正さん、ボラのエサで122センチ、22キロのガーラをゲット。(シーランド北谷)
 ○6月の伊計のタマン、今年も好調。10日早朝、外間政典さん、70センチの大型(米吉)を。伊計島をホームグラウンドにしている田里徐維さん、11日に62・5センチ、19日に59・8センチほか4匹をシガヤーダコのエサで釣っている。道糸12号、ハリス14号、ハリ22号、オモリ35号。(マンモス泡瀬)
 ○泡瀬一文字フカセでアーガイ入れ食い16匹。11日、中城村の奥浜真正さん、午前中の釣果。ときどき入れ食いする日があり、この日は小雨が降っていたのが良かったか? オキアミとネリエサを交互に使うのがコツ。近くの人も同数釣っていた。
 ○本部町のじいちゃんに釣りを教えてもらう那覇の具志堅翔君、ルアー釣りから投げ釣りまで大人顔負け、釣りが上手な翔君17日渡久地港赤灯でコチにタカノハダイをゲット。(シーメイト)
 ○糸満パヤオで8キロ級のマグロなど数釣り。宜野湾市の伊波竜作さん、11日たいしょう丸でマグロ、ヤマトナガイユなど数釣りした、先月よりマグロも一回り大きくなっているという。(シーメイト)
 ○梅雨が明ければ東海岸のサヨリ釣れそう。12日宜野湾市の盛根大昭さん、浜比嘉島の離れ岩でサヨリ、タマンを釣った。(マンモス泡瀬)
 『初心者釣り教室募集』
 7月2日午前講座。3日午前8時から午後3時実釣。参加費2000円(エサ・仕掛け・保険)。講師・城一人、釣り場・本部イカダ予定。申し込み・県立玉城少年自然の家098(948)1513。先着20人。
 フィッシング沖縄社・城一人098(933)2073
メールfishing@ii-okinawa.ne.jp