【アルゼンチン】すき焼き会に700人 県人会「父の日」盛大に


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
700人の参加で盛り上がった「父の日」イベントのすき焼き会=県連会館本会場

 在亜沖縄県人連合会(米須清文会長)は「父の日」の6月19日、会館本会場で創立以来初めてすき焼き会を盛大に催した。
 創立50年の節目に何か華々しく出発できるものはないかと本年度の新理事会が考え出したのが、このすき焼き会だ。当初、出席者の予想は多くて300人くらいだろうと考えられていたが、当日になって700人という数になった。

 公館側から飯田茂領事夫妻や、JICA(国際協力機構)、日本語学校関係者らが招待客として姿を見せ、さらに他府県系人やアルゼンチン人も大勢参加した。はるかに予想を超えて“世紀的なすき焼き会”となった。
 白菜、ねぎ、春菊、豆腐、コンニャク、めん、牛肉とそろえたが、数量が足りずお客さんが買い出しに出る場面も。それでも何とか間に合わせ、スムーズにガスコンロに火をつけることができた。「最初にしては大成功」というのが出席者の評価だった。
 食べ終わるころには、舞台でアルゼンチンタンゴの余興が始まり、続いてすき焼き会場を舞台にして、盆踊りとカチャーシーがあり、盛り上がった。
(新垣善太郎通信員)