琉球新報社 
在亜沖縄県人連合会（米須清文会長）は６月２５日、県人連合会館で第１７回幼少年歌祭りを盛大に開催した。今年は出演者が昨年より少なく、ある人は「不景気だからだろう」と話していたが、出演者のほとんどが三世で、世代交代の影響ではないかと思われる。出演者こそ昨年より減ったが、日本文化が完全に次世代へ受け継がれているという喜ばしい状況もある。歌が立派な日本語で歌われているからである。
今回は個人の部に４７人、団体はラプラタ日本人会、ブルサコ日本人会、アスナロ日本人会、コロニアーラプラタ、サルミエント日本人会、在亜沖縄県人連合会の６団体が出演した。歌は演歌がほとんどで、幼少年ながら、表情たっぷりに抑揚のある声で、一世と変わらない熱唱を聞かせてくれた。歌祭りは７時間にわたった。
成績は次の通り。（敬称略）
【団体戦】
１位 ラプラタ日本人会
２位 ブルサコ日本人会
３位 サルミエント日本人会
【個人戦】
◆１０歳未満
１位 播磨マイア
２位 高橋ミラグロス
３位 岩佐サチコ
◆幼年部
１位 兼本カズサ
２位 松本ソフィア
３位 大城ミワ
◆少年部
１位 浜村セリナ
２位 屋宜マリエラ
３位 内間ヤニナ（新垣善太郎通信員）
