多くの魚は夜行性


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夜釣りの巨大マグロと(右から)翁長さん、幸地さん、西銘さん

 魚はいつ眠り、どんな時エサを食べるのだろうか? イラブチャーやグルクン、
サヨリなどのように、夜になると眠る魚もいるが、多くの魚は昼夜行動するようだ。カツオ、マグロ、チヌ、カーエー、ミーバイ、ガーラ、タマン、ヤマトビなどはいつ眠るのか? こんなことばかり考えている。船釣りでも深夜0時から3時ごろは草木も眠るといわれるように一時食いが止まる事もあるが、今週末の連休のように旧暦12日前後の午前0時から4時ごろは浅場のタマンの狙い時でもある。結論は魚も10年近く飼っている犬と似て、昼でも夜でも食べるがどちらかといえば夜遊びが好きな夜行性が多いようだ。

 ◎ダイナミックな夜の巨大マグロ釣り。真っ黒な海面をこうこうと照らす集魚灯に集まるイカ、そのイカを追って巨大マグロがうごめく。エサはトビイカ1匹掛けで棚は70メートルぐらい、夜のマグロは昼と比べ、暗くてスピードが出せないからか?引く力は半分ぐらいだという。
 8日、西原町幸地の居酒屋大漁屋の会長翁長孝英さんが84・5キロの大型マグロ、南風原町に住む西銘吉晶さんも45キロの大型をゲット、その他5~6本は大物を逃がしたようだ。
 前週も41キロを釣らせたという話題の船は海野漁港から出る海翔丸(西銘船長・090・7299・6762)。仕掛けなどノウハウはマンモス南風原店で。
 ◎静かなブーム、スリル満点山原の夜のフカセ釣り。岩場から昼のフカセ仕掛けと同じだが、エサはスルルを1匹つけることとマキエはスルルのミンチを使う。魚は夜、浅場に集まるのでポイントは水深3~6メートルぐらいの所を狙う。ヤマトビ、ミミジャー、タマン、チカメキントキなどが多い。夜は大物が多いのでハリス8号ぐらいを使用してもよい。
 ◎車横づけビーチからヤマトビ釣り。コツはマキエと合わせを入れること、数釣りのコツはウキ釣りと同じように手持ちで合わすこと、置きサオより5倍釣果が上がる。
 『各地の釣果』
 ○那覇一文字でオキナメジナの数釣り。10日、チーム「海技」仲地重和さん、ハリス2・5号のフカセで、魚が浮いてくる1時間ぐらい入れ食いした。(シーランド那覇)
 ○潮平病院のメンバーが船釣りでグルクンなど大釣り。10日、泡瀬漁港から真喜丸で出たメンバーは楽しかったそうです。(マンモス泡瀬)
 ○那覇一文字50センチのオナガグレ、9日、金城勝也さん、ハリス1・7号の細仕掛けで、他に46センチのヒレーカー、5~6回バラシもあり。(マンモス小禄)
 ○赤野海岸でシルイチャーを5日連続で釣った宮城直樹さん。型は小さいが手作りエギで連日ヒット。打ち込みがメインだが、近ごろはイカ釣り師に変身と笑っていた。(熱田つりぐ)
 《トピック》
 イシミーバイ数釣り、玉城中学の津波古朝成君、仲西涼君、上地清剛君。三重城港夜釣りカーエー絶好調。那覇一文字、タマン30匹、アーガイ10匹など2けた釣り。
 フィッシング沖縄社・城一人098(933)2073 メールfishing@ii-okinawa.ne.jp