海底の景色で2倍楽しめる


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1人でも出航する、海底が見えるトロピカルフィッシング(本部瀬底島沖)

夏休みスペシャル・さんご礁の海底を見ながらカラフルな魚を釣る『トロピカルリーフ釣り』体験

 美ら海水族館の帰りに海に出て魚を釣ってみたくなったという、読谷中2年比嘉まどかちゃんと弟の読谷小4年奨君は、デザイン会社を経営するお父さんと3人で7月28日、本部渡久地港から10分、瀬底島の近くで手ぶらでOK、2時間1人3千円というカジュアルフィッシングに挑戦した。釣り方は3本バリのエサ釣りなのでいろいろな魚が釣れる。小型の船なので海面までが低く、海底がきれいに見えるので2倍楽しめた。1時間半くらいで20匹近い釣果だった。

 《問い合わせ》中村晴彦船長(090―1948―5699)手ぶらでOK、1人3千円から出航、5人まで1万円と割安。5人までは「おきかぜ」定員6人。人数の多いときは「メルリーナII」(定員12人・トイレ付き)と2隻所有。出航は本部町浜崎漁港伊江島フェリー乗り場北側の漁港、または渡久地港。(フィッシング沖縄社・安里)

☆暑さ忘れて各地で爆釣れ数釣れ中☆
 ○大物師・森田徹、アンカー仕掛けで7月中に3匹の大型ガーラをゲット。2日に15キロ、4日に25・5キロのガーラを釣っている森田さん。31日午前5時、いつもの安謝港のポイントで全長115センチ、重量25キロのガーラを釣った。1カ月に3匹という記録。暑さには最も強い魚種といわれるガーラ。大潮後の下り中潮の早朝、夕方にヒット確率が高いという。仕掛け小笠原11、ペン6/0、道糸40号、オモリ80号で打ち込み。ケプラー50号のハリスにテラピアのエサをつけ、アンカー式に道糸を通して下ろす。(マンモス曙)
 ○40号をぶち切られ80号で釣り上げた23キロの巨魚アーラミーバイ。グレ・チヌなどの回遊魚はハリスを切られバラすと群れが散り、1時間くらいは釣れなくなるが、ミーバイやイラブチャーなどの根魚は、食い損じても何度でもエサに食い付いてくる習性がある。7月26日、いつもは釣り人が多い安田漁港も、この日は台風接近の予報で誰も見えず、波も風も全くない大名釣り(誰にも釣らさず1人で釣ること)ができたという沖縄市の久場良章さん。40号のラインを10回切られ80号に取り換えたとき、電話で呼んでいた友人が到着し、全長111センチ、23キロのアーラと他に9・2キロのアカナーを上げた。アーラはシジャーが大好物、都屋漁協のセリで購入している。(ステップ名護)
 ○夜釣りの大型マグロ釣り、36キロのメバチを釣った新城英一さん。7月31日午前3時、知念沖でトビイチャーのエサでの釣果。この日は2度大物をバラした。(マンモス南風原)
 ○泡瀬一文字でサヨリ爆釣れ中。31日、旧一文字でサヨリ釣りの名手・池田正友さん、34匹の釣果、ハリス1・2号、ハリ丸セイゴ8号。(熱田つりぐ)
 《トピック》小型アオリイカ釣れ出す。宜野湾伊佐海岸で200~300グラムの小型、エギはヤマシタ2・5寸、色はオレンジかピンクが良い。(シーランド宜野湾)
 フィッシング沖縄社・城一人
 098(933)2073。メールfishing@ii-okinawa.ne.jp