ガチュンの季節が到来


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沖縄に移ってきて初の大釣りした大畑さん

 地球の温暖化で黒潮の流れが速くなり、水温も上昇、潮位も高くなっているという。釣りは流れと水温と潮位で決まる。昔と比べ、タマンやカーエーは数倍良く釣れるようになったが、めっきり少なくなったキスのように釣り人の間でも海の環境の変化を漠然と体で感じるようになってきた。

『暑さに負けない盛夏の釣りはここだ』
◎当分釣れそうカゴ釣りガチュン200匹、新宜野湾漁港。そろそろガチュンの季節、前週から釣れ出した。大きさは15センチぐらい、ほかにミジュン、ムロアジも少し交じる。ハリス2号サビキ仕掛け。例年大群が入る比謝川、読谷長浜水路もそろそろマーク。
◎大型ガーラは大・中潮時の早朝狙いがチャンス。7月に一人で10キロオーバーを十数匹釣ったといううわさの屋慶名の川口に当分期待ができる。
◎お盆前後は数より一発大型を狙う。タマンはビーチパーティーや花火の音などで釣れないと言う人もいるが、7月30日75センチ読谷海岸(米吉)、8月6日75センチ恩納海岸(シーランド北谷)で釣れている。
◎カーエー、中型タマン絶好調話題の浜比嘉島。カーエーは赤灯外側テトラ中央部、中型タマンは島周辺の夜釣りで。

『今週のベストフィッシング』
◎沖縄に移って初めての大釣り。8月1日宜名真の磯で60センチ前後のバショーカーなどを数釣りした大畑優樹さん。フカセの全遊導よりウキ止めをつけた方が釣果が良かった。ハリス4号、ウキ下5メートル。最近はマンモスの小橋川さんによく助言してもらっている。(マンモス小禄)
◎読谷海岸で釣れた75センチの大型タマン。7月30日、高江洲俊彦さんの釣果。(米吉)
◎タマンよりガーラが多い今年の那覇港。7月31日、粟国勝也さん、75センチのガーラをボラの餌で釣る。ヒット直後に弟のサオにもヒットしたがバラした。餌は同じボラ。昨年は同じ仕掛けでもタマンが多かったが今年はガーラが多いという。(サンノリー2)
◎手作りネリエでカーエーを釣る名手、川上信一さん。運天原漁港で50センチオーバーのチヌ釣りで有名になった釣りクラブ「プラス1」のメンバーでウキ釣りの名手である。手の内は公表しないが仕事は豆腐屋の重役、ネリエの秘密はオカラか?(ステップ具志川)
◎釣り歴2カ月で41・2キロのイシガキダイとミーバイを釣り大感激、沖縄市の大城正秀さん。8月7日西洲防波堤での釣果。(熱田つりぐ)

☆デートに夕涼みに快適釣空間宜野湾マリーナ南側に完成☆
 駐車場、パーク、トイレ、市民の広場が完成した。ここはカーエー釣りからカゴ釣り、打ち込みの大物釣りまで絶好の釣り場。一度サオを出してみては。
 フィッシング沖縄社・城一人 098(933)2073 メールfishing@ii-okinawa.ne.jp

[img align=right]http://ryukyushimpo.jp/uploads/img42fc4108a677e.jpg[/img]完成した宜野湾マリーナ南側の公園