大物と格闘 悲喜こもごも


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35キロと24キロのアーラミーバイと照喜名さん

『荒磯師照喜名功一さん、またまた35キロと24キロのアーラミーバイを山原の磯で』

 大物釣りを始めて約20年、釣り上げた巨魚の数は30尾以上にもなるダントツの数釣りレコード更新中の照喜名さん、8月16日夜釣りでの釣果。(照屋つりぐ)

『逃がした!釣れたで連日大フィーバーする山原安田漁港防波堤』

 7日早朝、打ち込み釣りで大物をバラした釣り人を横目で見ながら近くでフカセ釣りをしていた浦添市の棚原盛之さんの仕掛けはハリス6号にキビナゴのエサでのフカセ釣り、釣れていたクチナジやトカジャーのアタリが急に止まり、大物の気配を感じた午前10時、71センチ7キロの記録的なマクブがヒットした。(シーランド北谷)
 同じ防波堤で11日アーラミーバイ狙いの大物師今帰仁村の我那覇茂男さんのハリス、道糸100号、冷凍サバの仕掛けに大物がヒットしたが食い込みが悪くブレイク。翌12日の午後8時半に全長122センチ、26キロのガーラがヒットした。アーラでなくて少し残念とは本人のコメント。(ステップ名護)

『ヤマトナガイユにカツオなど青物好調。フカセの那覇一文字』

 9日、マンモス小禄店の久高友寿さん、道糸、ハリス3号のフカセ釣りで3キロ前後のカツオ、ヤマトナガイユ、ヒレーカーなど数釣りした。棚は1ヒロ。午前中だけでクーラー満杯、小型はリリースする程の釣果。(マンモス小禄)

『泡瀬一文字のフカセ釣りは居着きの魚カーエー、タマン、ミーバイ、カースビーなど』

 同じ釣り方でも地形や地質で釣れる魚が変わる。10日から11日にかけて昼夜サオを出した川満栄喜・本永睦・原国政敏・下里宜輝・川満大輔さんは44センチのカーエー3尾、56センチのタマン3尾、43センチのミーバイなど5名での釣果。(熱田つりぐ)

《トピック》

◎ケラマ磯釣り一人で10本以上ヤマトナガイユの数釣り。本島南部西海岸各地で100~200グラムの小型のイカ。

☆暑い夏は地酒と地魚がうまい☆

 酒の肴(さかな)と言う言葉があるほど酒飲みは魚(さかな)にこだわる。
 本土からの来客には、堅苦しいあいさつはほどほどに、まずは冷えた地元のビールに地魚のサシミで汗を鎮めてもらい、地酒の泡盛をセットして改めてごあいさつが自己流の打ち解けたおもてなし。9日、久茂地の「かねし」に大きな魚が釣れたと顔を見せたのが豊見城の照屋伸二さん。協栄丸(内根原船長)で渡名喜沖のシチューマチ釣りの外道で釣れたと言う。マスターの兼次さんとは友人で魚を持参した。釣りたてのメニュー外の旬のうまい魚を居合わせたお客様全員と舌鼓。
 フィッシング沖縄社・城一人 098(933)2073
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