【ハワイ】ペルー大会へ協力要請/WUB理事会開催


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ハワイで開かれたWUBインターナショナル理事会に出席した各支部代表=マウイ島マウイビーチホテル

 WUBインターナショナル理事会がこのほどハワイのマウイ島で開催された。理事会には、WUB創設者の仲宗根ロバート顧問をはじめ、呉屋守将WUBインターナショナル顧問、与那嶺真次会長、さらに南米や米国、日本の支部代表ら22人が出席した。
 1997年に創設されたWUBは現在21支部までに膨れ上がり、その成長ぶりがうかがえる。

 理事会では、司会役の知花良治ブラジル支部・会長による各支部代表の紹介で始まり、このあと与那嶺会長が遠方から参加した出席者へお礼の言葉を述べた。また仲宗根顧問、呉屋顧問からは、次期開催地ペルーでの第10回WUB世界大会への参加協力が強く求められた。来年1月は、南米ペルーの大地に最初のウチナーンチュ36人が第一歩を記してから、ちょうど100年という大きな節目を迎える。ペルー沖縄県人会は移住100周年、県人会創立95周年記念祝典を開催することになっており、WUBインターナショナルでは移住祝典に続きWUB世界大会をペルー国で開催することを、既に先の第9回WUB世界大会関西2005で決定している。今回のマウイでの理事会では、大会に向けての進ちょく状況がペルー支部から報告された。
 このほか、各支部から本年度の活動状況が報告され、特にロサンゼルス支部からは「海から豚がやって来た」公演の成果が報告され、大きな関心を集めた。先の関西大会で提案されたホームページの作成、ユニホーム製作についての経過報告や、これからの活動に向けての協議事項など、活発な意見交換がなされ、最後に、2007年の第11回WUB世界大会の開催地が北米支部・ロサンゼルスに内定した。
(赤嶺光弘ペルー通信員)