【アルゼンチン】県人連「長寿沖縄」PR/亜外務省情報交換会


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アルゼンチン外務省の情報交換会で沖縄県をPRした在亜沖県連の伊野波瞳子さんと新垣シンディアさん=アルゼンチン外務省

 アルゼンチン外務省は9月30日、情報交換会を本省サロン・サンマルティンで開催した。情報交換会には日本を代表して、在亜沖縄県人連合会(米須清文会長)が参加した。
 アルゼンチン政府が、情報を通じて経済活動を盛んにしようと計画して開いた。ヨーロッパからドイツ、イタリア、スペイン、アジアから日本(沖縄県)が、そして国内から全23州の関係者が参加した。
 日本国ではなく、なぜ沖縄県の参加になったのかというと、初めての催しとして、手短に連絡の取れるのが沖県連だったようだ。

 幸い沖県連には元らぷらた報知社長で、現連邦警察の監察医、そして沖県連副幹事の東江ロベルト氏がおり、彼に連絡があってこの情報交換会に参加した。
 沖県連は伊野波瞳子文化コーディネーターに新垣シンディア事務員が、一生懸命に応対していた。来客からは「沖縄は何ができるか」「何が有名か」「気候は?」との質問が投げ掛けられた。
 これらについて2人は、「泡盛」が今、世界的に有名で、海や空は青く澄み渡り、大変住みよいところと丁寧に説明。さらに「沖縄県民の寿命は日本一で、日本は世界一、従って沖縄は世界一の長寿県ということになる」と話すと、出席者は「ぜひ行ってみたい」と興味を示していた。
 サロンいっぱいの人々は、一番目立っている沖県連の所に集まり、2人の話に聞き入っていた。
 (新垣善太郎通信員)