今秋は例年より釣期が早い


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(上から)津波伸一さん、与那覇守幸さん、高里悟さん、伊波武さん、金城照夫さんが釣った超特大マクブを持つ息子の和夫さん、山城唯春さん

 サシエのオキアミを狙っている魚の気配を感じましたか? 多くの釣り人から「今秋は例年より釣期が早い」と言う声が届きます。3~4年に一度早くから魚が釣れ出す年があり、昔から魚の当たり年だといわれてます。

☆予想的中50センチオーバーのチヌ3匹。9日ウキ釣りで50・2センチ、10日打ち込みで52・4センチ。9日、夜10時にはカーエーを狙って夜釣りをしていたスーパーかねひで勤務の津波伸一さんもハリス3号のウキ釣りで50センチのミナミクロダイを釣った。(ステップ具志川)いずれも乗っ込みのオキナワキチヌではなくミナミクロダイ。ポイントは初物なので非公表。その他にも与根漁港では中型のチヌを3人で30匹の釣果。安謝港、志喜屋漁港でも40センチサイズが釣れている。

☆ガラサーミーバイシーズンイン。11月から釣れ出すガラサー(イシガキダイ)渡嘉敷、那覇に次いで安田漁港でも釣れ出す。8日午前9時、与那覇守幸さんが47センチと43・5センチをゲット。ポイントは外側テトラの間にウニのマキエを落として魚を集める。(ステップ名護)

☆安定度ナンバーワンは各地の漁港での夜釣りのカーエー。コツは潮止まりを集中的に攻めること。7日、高里悟さんが宜野湾海岸で40センチのカーエーなど3匹の釣果(シーランド宜野湾)

☆6日と9日に14匹のアーガイ。泡瀬一文字のフカセ釣り、他にもヤマトビー、ジューマー、トカジャー、小型のタマンなど。(熱田つりぐ)

☆中城モール海岸で超特大8・5キロ、72・8センチのマクブ。9日午前9時半ごろ、先週この場所でガーラを釣った中城村の金城照夫さん、サヨリ釣りをしながら活きエビをエサに夢をもう一度と一本サオを打ち込んでいた。50メートルも道糸を引き出す強烈なアタリ、こんな場所でこんな高級魚が釣れるとは、と驚いていた。(熱田つりぐ)

☆金武湾と三重城、西洲、牧港でサヨリ安定。冬の北風があたらない金武湾のサヨリは有名。11日、山城唯春さんが48・3センチと51・4センチを屋嘉防波堤で釣っている。(シーランド宜野湾)

『前週の珍魚は“アカメ”』
 目がルビー色に輝くのでアカメと名が付いた。河口にすむ夜行性の魚で小魚類を食べる。最大は1メートル以上になるといわれるが、数は少なく高知県の四万十川河口か南日本の河口で釣れる。県内では2匹目? 情報提供は小泊宜弘さん、新里さん。

☆グルクン好調、中型タマンなら那覇一文字。日曜日には90人の釣り人。(大洋レジャー)

 フィッシング沖縄社・城一人 098(933)2073 メールfishing@ii-okinawa.ne.jp