【アメリカ】喜名さんの大卒祝い 会員の親ぼく兼ね ユタ州県人会


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
海産物食べ放題のレストランで、食事を楽しむユタ州沖縄県人会の会員ら=ネバタ州ウェンドオーバー市

 米国ユタ州沖縄県人会は9月23日、会員で8月にユタ大学経済学部を卒業した喜名マリコさん(那覇市首里出身)の卒業祝いと会員同士の親ぼく会を兼ねて、ネバダ州ウェンドオーバー市で「夕食会-カジノの夜」を開催、参加した会員十数人は海産物の食べ放題で楽しいひとときを過ごした。

 ウェンドオーバー市は、ユタ州の州庁所在地であるソルトレーク市から西に約190キロ、車で2時間の場所にあるカジノ街。残念ながら当の喜名さんは、開催1週間前に帰沖しなければならなくなり、参加できなかった。喜名さんは来年5月に卒業式参加のため家族と一緒にもう1度ユタに戻って来る予定という。同県人会は、その時にまた同じような企画を組もうかと考えている。
 出席者のうち5人は、ソルトレーク市から雷雨の中参加。移動途中、バスのタイヤがパンクするなどのハプニングがあったが、予定より2時間遅れで顔を見せた。
 ユタ州沖縄県人会は今年で創立15周年。15年前に茶飲みグループとして始まり、琉球舞踊愛好会などを経て県人会組織になった。試行錯誤を重ねながら県人会という組織体制の確立に努力している。
 11月5日には地元の中学校体育館を借りて、15周年の記念行事も計画している。その後はアイダホ州のラバ温泉への2泊3日の慰安旅行なども企画している。
 (記事、写真とも牧志啓和・ユタ州沖縄県人会長提供)